リタイアしたら流行を追うことの愚を知る。

セミリタイア、早期退職、アーリーリタイアの心構えについて、
筆者の考え方を述べていく11回目です。

人間種はアルバムを開いて昔をなつかしむときに、
その記憶の糸をたぐりよせて笑いも涙も流せる崇高な生き物。

筆者も同様です。
だからアルバムを開くときは時間に余裕のあるときだけです(笑)。

てかと
アルバム。間違っても掃除の際中に開いてはいけない。
パンドラの箱である。

現役時代は労働して毎月収入があるのが当たり前になり、
テレビや中づり広告などで目に入った新商品に
注目して散財しがちです。

ですが、それも許されるのは、会社を辞める年までです。
収入が激減するのだから、分相応の暮らしをしないといけない。
そこを誤ると2億円のローンを抱える元横綱のように、
返済で地を這うのです。

まぁ、そのようなごたくはおいておいて、
今回はリタイア後の趣味とお金の話を少し。
時間と興味のある方はおつきあいください。

新しいものに飛びつくのはやめた。

正直な話、新商品や流行を追いかけるのは愚者のやることだと、
筆者は思って生きてきました。

物事には「仕掛け人」というものが必ず存在し、
周囲には「サクラ」がいて、けしかけていくのです。
この商品はすごい、すばらしい、買った、使った、と。

前回説明した芸能人を起用してあざといCMを流し、
ファンには買わせるという定番の手法もある。

だが、こんな浪費が続くのは来月も来年もあなたに
使えるお金が約束されたものだけだ。
ここ重要
筆者の場合ですが、リタイア後は最低限度の「衣食住」を満たし、
生活習慣を正して健康な肉体を維持して、
医者いらずを目指し健全な精神を養うことにしか関心はなくなる。
ようは若さに任せた暴飲暴食などバカなことはしなくなったのです。

新商品を手にとったら初心を思い出す。

新しい靴やバッグ、衣類などは些末事である・・・。
会社に入社したときの初心を思い出すべきです。

親元を独立して食べていけるようになることが重要だったはず。
スーツや靴、かばんを買い、最低限度の装備を少しずつよくするのは
まだわかる。
だが、来年には使ってもいないであろう、娯楽に費用を投じるのは
実に無駄なことなのだ。

まだ使えるものを処分して、用途が同じものを次から次へと買うなど
言語道断、本末転倒、支離滅裂であります。

バッグや財布なんてものが入れば、二つはいらない。
なんで買ったんだ、と己に問いただす必要があるのでは。
古来賢者曰く「足るを知る者は富む」と言います。
ここにこそ極意がありましょう。

会社員時代だけしか買えないものは黒歴史になるフラグ。

筆者の個室には黒歴史ともいえるグッズがいくつか眠っています。
買ったときはこれはすばらしい、この感動を形にして遺したい、と。

子供かよ、と(笑)。


実際は数年もすると、
「このアイテム、なんで買ったんだっけ?」
と言い出すから困った・・・。

アニメのロボットのプラモデルとかね。
30代くらいのときかな。うちにもあるんです。
いい歳したおっさんが通販サイトでポチったのだろう。

黒歴史だ・・・。
たくさんいるものじゃないし、可燃ごみにするほかはない。
ロボットは男のロマンとはいえどこれはない。

独身会社員時代はこんな浪費も許された。

だが、会社に辞表をだしたその日から、
思いとどまる勇気も必要だったのだ・・・。

リタイア後は昔の資産で満足するように!

筆者は会社を辞めてから数年、ひきこもりゲームオタクとなり、
オンラインゲームやソーシャルゲームで無駄な時間とお金を使い、
人生の折り合いをつけはじめた。

だが、貯めた資産を吐き出すだけで、
なんの得るものもない、むなしい行為でした。

一会社員ごときが自由になるお金はそれほどない。
新しいものを求めるのではなくて、
ここ重要過去に自分が楽しかった、と思えたものを引きずり出して、
もう一度やるのがいい。
これが悟り得た境地でした。

筆者の場合はレトロゲームとかですね。
パックマンとか本当に難しい。
3分もったためしがない(笑)。
赤いオバケゆるさん。こっちくんな、と。

今はネットで検索すれば昔のゲームを楽しむのに、
さほど苦労はしない。
復刻機もでてますしね。
値段も安価で新作を買う金でやまほど遊べる。
この作品は名作だった・・・、今やったら?
という楽しみもある。

詰みゲーム消化や詰み読書もいいだろう。
筆者は新たな楽しみを新しいものに求めません。
逆に子供のころ遊んだゲームとかは最高です。

昔遊んだロールプレイングゲームとか、
ノーヒントで理不尽すぎて頭を抱えますよ。
手にしたドロップアイテムの効果も不明。
オートマッピングなんてない。
駆け出し冒険者がソロで生き残れるほど昔は甘くなかった。
よっぽど遊べるという。

世俗と自分の境界線をリタイアという儀式で、
線引きし新しい価値観に飛びつかない懐古主義にこそ、
リタイア後のお安い楽しみもあるというお話でした。

てかと
娯楽はともかく、ニュースとかはチェック必須。
政治や外交は知らないではすまされない、
大陸の連中はしたたかでやばい。

まとめ

お金を使うたびに新たな価値観に飛びつくのは、
筆者としてはお薦めしません。
天寿まっとうしたアイテムならば、自作するか、
型落ちの安く手に入るもので間に合わせる勇気も必要です。
リタイアという契機をもって己の分際を知り、
この世知辛い世の中を強くなって生き抜くのです。

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