セミリタイア、早期退職、アーリーリタイアの心構えについて、
筆者の考え方を述べていく21回目です。

秀吉公の人生を途中で投げ出す謎大河ドラマもある!

太閤秀吉公、日本でその名を知らぬものはいない英雄。
農家に生まれて武士となり才能を活かし位人臣を極めていく。
太閤で止まったのは太閤より上の位がないからです。

筆者が若いころ、株式会社光栄が「太閤立志伝」というゲームを作りました。
内容は豊臣秀吉のサクセスストーリーをなぞるもの。

足軽からはじまって一国一城の主となり、
信長公が倒れたあとの天下統一事業を引き継ぐ。

壮大なテーマですよ。

安土・桃山時代の武将。尾張中村生。織田信長に仕え木下藤吉郎から羽柴秀吉と改める。山崎の戦で明智光秀を討ち、信長に代り天下に号令、太閤に至る。晩年、朝鮮出兵を企てる。貨幣統一・兵農分離・太閤検地・石高制等の施行によって幕藩体制の基礎をつくった。慶長3年(1598)歿、63才。

現代において一国一城の主など・・・

いまどきだと農家の子がなんの後ろ盾もなく頑張ったとして、
県知事や官僚になったら相当すごいコースでしょう。
それでも天下に号令するのは、ほぼ絶望と言っていい。
そもそも世も乱れてませんしね。
隣の県のひとが槍もって襲ってくる乱世とは程遠い。

まぁ、そんなことはさておきまして、
早期退職をする、という目標を掲げて自分の人生を
歩んでいた筆者はこのゲームに自分を重ねていました。
やることやりきったやつが、出世して早く終わる。
いたってシンプル。

とは言ってもです。
頑張れば立身出世してゴールにたどり着けるなんて妄想です。
サラリーマンにはゴールなんてないんですけど。
会社は株主のものであって、
血反吐を吐くほど頑張ろうが、
会社は自分のものになることはないのです。
社長だって経営するトップでしかないし。

しかも中間管理職で長く止まるとか、
むしろ災難と言っていい。

現実を直視して偉人に学ぶ

そんなせつない現代事情と秀吉公の人生を
比較するとわりと面白いことに気づきました。

ゲームの中では「仕事」をこなして「手柄」を立てると、
昇格していくのは現代と同じ。
ここで「家老」という身分になって「城主」を任せられるところまで
ゲームを進めた時、筆者は思いました。

もうゴールしちゃってもいいよね?

ここがゴールでいいじゃないか、と。

本来の主旨は、城の運営と部下に仕事を割り振り、
合戦を繰り返し敵対する勢力を根絶、威圧して配下にすることで
天下統一をするのですが・・・。

べつにそこまでの栄達を望む必要もない。
城まで手に入れると領民や商人から米や銭が毎月税として納められます。
もう東奔西走したり、血を流し、槍を振るう必要もない。

成し遂げた感はひとによるもの、達成感がでる

それに家老の仕事を放棄して茶人千利休とお茶を飲んだり、
商人と珍しいアイテムのせりをしたりしているだけでもOK。
日本列島を行脚して旅にでてもかまわない。
信長公はご立腹でしょうけど・・・。

戦国時代なので他家の侵略から領民を守らないといけないですが、
ゲーム内のルールでまず負けません。

なぜならば秀吉公の能力は高く、天才軍師竹中半兵衛がいるんです。
野戦だって城にこもって籠城したって負けません。
時間をかければ、確実に天下はとれる。

その未来のビジョンが見えてしまったところで、
こうも思うのです。

城主になったらもう十分、足るを知る

こういう発想に到達した筆者は、
信長公の覇道につきあってだらだらと槍をふるって
天下統一なんてするのかな、とかむなしく思えてくるわけです。

そこでゲームなんだから途中で終了してもいい
バカ正直に付き合う必要もない。
こういう選択肢をとるのもありだろう、と。

リアルも同じです。
十分に資産も蓄えた、お金も入ってくる身分になった。
蓄えた資産で商売をはじめてもいい。

これが筆者の早期退職立志伝だ!
、と。

諸葛亮
え?天下統一しないのですか?
てかと
いやほら、思いだしたら俺は早期退職志望なんだ。
お芋でも育ててのんびり暮らしたいの。

なんにでも学ぶことはあります。
人生をフルスロットルで最後までやりきる必要はないんじゃない?
どうせ繰り返しなんだし。時間がもったいない。
こういうルートもありなのではないか?
と今では思うのです。

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