2018年夏24000円まで上昇した日経平均。
たった半年後の2019年1月には日経平均20000円。
差額の4000円分はどこへ消えたのか。
すこーしだけ気になっていたのですよね。
お金持ちは投資中毒みたいなものだから、
どこかへお金を投じているだろう、と。
でも、どこに行ったのか?
ど素人には皆目わからなかった。

お金持ち
ファファファ・・・。
どんなときでも投資してやるぞい!

てかと
ど、どこにお金を動かしてるの?
お金持ちの心理はわからないよ。

昨日のことなんですが、国内リート市場への投資ファンドの銘柄を
眺めていたところ、あれ?って思ったリートファンドがありました。
勉強がてら目論見書とか読んでましてね。

その名は 明治安田-明治安田J-REIT戦略ファンド(毎月分配型) (愛称:リート王) です。
目論見書、月間レポートなども証券会社のログインIDなどなくてもみられます。

で、このファンドの月次運用レポートを読もうとリンク先をつついたら、
ものすごい右肩上がりのグラフが現れました。

ここ半年くらいで純資産(水色の部分)がぼーんと増えているように見えます。
このファンドはNISA販売ランキング(週間)2位なので投資家に人気があることが
わかりますが、これはたまげました。
どうやら、株式市場の値下がりを嫌気したマネーがこういうファンドに
流れ込んでいるんだな、と推察。

次に表示する別のグラフは資金流出入額です。

赤い棒グラフが資金流入量です。お金が入って真っ赤ですね。
青色が多いとお金がファンドからでていっているわけです。
ちなみに一番飛び出している棒グラフが2018年の9月です。
わかりやすすぎる・・・。

見た感じ、今の株はだめだ、リートにいれとこう、みたいな
貪欲な精神が見て取れる。投資家というものは尊敬に値しますね。
資本主義経済の世界で必死に命に等しい金を守っているのです。

なるほどな・・・と。
で、このファンドなんですがここに投資するの?
って話になると実は迷っているのです。

この赤いグラフが米中貿易戦争の決着時に株式市場に舞い戻る金に
見えるのです。貿易戦争はまだ始まったばかりなのでしばらくこのまま
かもしれませんが・・・。
年間配当利回りは10%を超えるもので魅力的にも見えますが、
このファンドの騰落率もものすごい。
現在基準価格は1万円台を少し飛び出しているところ。
でも過去3年で30%減少し基準価格は毎年10%減少したのです。
グラフを見るとよくわかる。青い折れ線グラフが基準価格。
ざっくり例え話をしますと、100万円投資した場合、一年後90万円になっているイメージ。

でも分配金が毎月1万口あたり200円払い出しされています。
100万円投じたら毎月2万円ほどの収入になるわけです。
年間にすると24万円の収入ですね。

でも毎年10万円基準価格が減っているわけだから
手元は実質14万円のプラス。
これだけ見るとプラス分が多いからやったぜ!とかにも見えますけど、
この200円配当がずっと続くわけじゃないのです。
ちょっと想像してみください。

荒ぶる政治家
よーし、円金利上昇させちゃうぞ。

やばい勇者
異世界からきました!ちょっと人類滅ぼしますね。

タイムスリップ殿様
生き返ったし、この世でも天下布武じゃー!

てかと
って、おおおい、急にどうしたんだよ!

円金利が上昇した!海底からゴジラがでた!とか来月分配が100円になる未来もある、と。
ゴジラは極端な例ですが、資料読んで想像力を働かせると手が止まる。
申し訳ない、臆病もので。
さらに高い分配が続いても油断はできない。

頭が痛いのが株式市場が上昇局面に入ると純資産がぼーんと株式へ消える可能性も
ありまして・・・。そのときの基準価格の減り方が1割を超えてしまうと、
プラス分が圧縮されてしまう。
そのわかりやすい見えないリスクが怖くて蚤の心臓の持ち主には、手が出せないと。
考えにくいですがゼロ金利とかもやめられちゃうと債権市場にお金が逃げ出す。
だから、ファンドや株式は怖いんだよなぁ・・・。
ほかのひと、ほかの投資家がまっさきにやることを止められない。

市場心理ってお金を引き上げるときは、決壊したダムや堰みたいなもの。
ぼんやりしている筆者のような凡人にはついていけない。

そんなわけでなかなか投資先は見つからないのです。
そういう意味でたいへん、興味深いファンドでした。
勉強になります。

個人的な希望を言わせてもらえると・・・。
基準価格はできれば横ばいになっているものがいいんです。
配当と収益がとんとんくらいの賢いやつで。
ピンチのときにすぐ引き上げる、とかじゃなくてできたら
長く投資したいのですが。
そんな銘柄はないものか・・・。

投資は自己責任、やるやらないは全部自分で決めるしかない。
そのための情報は公開されているのだから、よく読まないと。
この精査の時間は惜しめないので、なかなか楽はできないもんです。

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