和室の襖の張替はプロに頼むと一枚2500円以上かかりますが、
自分でやれば材料費と工具だけでできます。
自分できる襖の張替方法を紹介します。

その前に「襖(ふすま)」ってなに?

木枠と紙でできた和室の間仕切り。
和風建築物にある横スライド式の戸である。

所詮は紙なので日常会話や放送受信機などの音漏れを防ぐ性能は無いに等しい。
一枚の絵画がスライド式の戸として存在するために見た目のインパクトはあり、一目見た外国人ならば衝撃に喜び庭をかけまわるであろう。

隙間風を止める程度で断熱などの性能はほぼ皆無。
メリットは好きな壁紙を張り替えるように模様替えができることのみ。
現代においては版権キャラクターが描かれた襖もあり、かなり痛い和室にすることも可能だ。

その特徴として脆弱な性能ゆえのわびさび感、和の心、他者への気遣い、同居人への思いやりなどを育んできた日本家屋の象徴とも言える伝統の一品。

襖は時代劇などの屋内殺陣シーンでも登場することが多く、武装した侍が突入するたびに、破れたり血煙を受け汚れる。
殺伐とした江戸時代までは戸板を張り替えるよりは紙の交換だけで済むため安価で重宝したと推察される。
つまり、現代においてはロマンで実装、日本の情景みたいな扱いに近い。

襖、障子、畳の部屋に通されると、実家のような安心感でなぜか落ち着くといった効果がある。
※ただし日本人の心を持つものに限る。

襖の張替に必要な道具

今回は日本人の魂の琴線をギターのようにかき鳴らす襖の魅力を知ったところで、張替にどんな道具があると便利なのか。
そこに注目していきます。

  1. 襖紙 のり付き、アイロンのりなどの便利なものもある。
    アサヒペンのEXアイロン貼りふすま紙シリーズは柄が豊富。
    2枚セットで1400~1800円程度で買える。
    てかと
    山水柄がおすすめ。クールジャパン!
  2. アイロン
    アイロンのりを使用する襖紙で使用。コードレスでも可。
    てかと
    いやむしろ、コードレスのほうが使いやすい。楽。

  3. カッターナイフ
    襖の縁からはみでた紙を細断するのに使う。はさみでは困難を極める。
  4. マスキングテープ
    アイロンのりが襖枠に張り付くのを防ぐ。12mで2枚の襖に使えると思ってほしい。
    襖紙を張替る際に襖縁やなげし、鴨居に仮止めするのにも使える。
    てかと
    塗装用のマスキングテープでも使える。アイロンが当たれば襖枠の塗装まで禿げることも。

  5. インテリアバール
    襖枠、ピンパ釘、引手、引手釘の取り外しに使う。
    てかと
    引手を外す方法がこれしかない。オンリーワンチョイス。
    てこの原理でぐいっと。バールのようなもの、に該当。

  6. 柄つきカット定規
    障子や襖紙をカットするのに重宝する道具。330mmサイズは至高。
    てかと
    柄を握り切断面を抑えて利き手でカッターを操作できる便利な道具。楽。

  7. 引手釘
    引手を外すと大抵引手釘は折れ曲がるので新品が必要。
    てかと
    かなり細い釘。100均にもないサイズ。引手一個で釘2本は使う。

  8. 布巾
    襖の縁、引手を磨くのに使用する。襖の表面は結構汚れているので軽く拭いてからのり付けするのをおすすめ。

まとめ

今回は道具の説明まで。
次回は張替の手順を紹介していきます。

コメント一覧
  1. 八咫烏 より:

    不覚にも武装した侍がのくだりでちょっと笑ってしまいました。いや、今の時代はあまりないので。。。え、ありますか。あ、ちびっ子侍?(笑)でも、安く貼り換えられるならそれに越したことないですよね~。

    • てかと より:

      昔は襖や障子が重宝したんだろうなって理由を探すと侍が無双するシーンが脳裏に浮かんだんですよね。いまどきはちびっこやペットが破くくらいでしょうし。
      そういう生き物と同居しているときは、切ないのですがむしろ破けるような素材のほうが問題な気がします、はい(笑)。

  2. mbd管理人 より:

    張り替えが面倒くさい私。
    どうすると思う?

    ・・・捨てちゃった(●´σД`●)ゞ エヘヘ♪

    ということでうちには襖がないのー(笑)

    家にあれば何でも使えるし便利なのですっ(笑)
    犬子がお家にいる人は
    ペット用洗剤を使う人が結構いるようです。
    でもあれ今一落ちが悪いんですよねぇ。
    たぶん強い洗浄力があるやつは
    使わないようにしてるからかもしれないです。
    激落ちやなくても100均とかの
    偽物のやつでも充分っす~♪

    • てかと より:

      さすが多頭飼いの主。思い切った断捨離、カッコイイ(笑)。
      俺は襖の交換が面倒だから長年放置していたけど重い腰をあげて、一から調べて交換しています。知的好奇心が刺激される上に使ってなかった脳が稼働したおかげで家じゅうのDIYができるようになっています。お得な感じがしてますよ。
      プロに頼めば万のオーダーかかる作業を予算を削っているので金銭的なメリットもありますね。ブログの記事にもなるし、どこかの誰かの役にたつかもしれない。
      我ながらいい仕事をしている(笑)。

  3. mbd管理人 より:

    いやん。
    違う人のコメ辺張り付けちゃったー(笑)
    こっちが正解╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !

    そうそう。
    メラミンやったわー。
    こっそり書きなおさなきゃ(笑)
    食器は毎日洗うよー。
    ただ器ペロペロタイムが必要ー。
    殺菌除菌とか強いものは基本的につかわんの。
    身体が小さいけ
    なるべく蓄積されないように
    合成ものとかは排除よー。

    • てかと より:

      ぼちゃんとつけ置きして、水でだーっと洗えばよさげだと思ったんだけどチワワ相手だとつかわんのね。
      夜寝てるときに漬け置き洗浄すればかなり楽だと思ったんだけど。

  4. てかとさん こんばんは~♪

    うちはのり付きの襖紙を使います。
    水を塗って貼るやつです。
    理由は圧倒的にお安いことw
    慣れると結構きれいに張れますよ(^^♪

    • てかと より:

      いずれはそちらにも挑戦したいなー。
      襖が外れないものがあるんで、かなり厳しいんですよ。外れる戸襖は水ではるタイプでもよさげなんですけどまず襖の対応が大工案件です、たぶん。

  5. 声なき声 より:

    日本の文化や伝統を見直すべきだと、常々、考えています。
    襖にしても、いつぞやの障子にしても、私たちの祖先の知恵と思いがこもったものだと思います。

    • てかと より:

      いいですね!
      面倒だから捨てた!みたいなブロ友さんもいますがそれはそれで仕方ない。
      家では先達が取り入れた障子や襖はできるだけ残したいんですよね。
      いまどきのサイコロみたいな一戸建てには和室そのものがないとは思うんですが。
      自分でやってみてわかったのですが、和室の保守が自分でできているひとは相当なやり手だってことがわかりました。
      洋室の比じゃありません、これ。

  6. ptl より:

    必要な道具を見ただけでも、障子の張り替えに比べてかなり大変そうですね。
    柄つきカット定規、これは欲しいかも(*´艸`*)
    壁紙の張り替えの時、余った部分をカットするのに、
    普通の定規だと、ちゃんと押さえられなくてイラっとした経験が。(笑)
    外れない襖...うちの実家にもあったんですけど、
    業者さんはうまく外して持ち帰られてましたね...
    どうやって外してたのか...肝心なところを見てなかった(;^ω^)

    • てかと より:

      その定規、めっちゃくちゃ便利ですよ。サイズは3種類ありましたが一番大きいほうが楽。
      もう定規なんて時代遅れと言えましょう。
      その外れない襖を外す業者の技を盗むためにもう一度読んでみてほしい今日このごろ。
      いや俺はもう自分で張替するから外す工程のためだけにひやかしで業者呼べないから。

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