襖の貼り換えを行った際に、これをやると必ず失敗する!
という事例を抜き出しました。
失敗を残して戒めにしたいと思います。

襖の貼り換えNG集

0.アイロンを高速で動かしてはならない。
アイロンを高速で走らせること。
じれったいので早く終わらせようと気持ちが急くと、
必ず失敗します。

これは注意書きをしても誰も必ず一度は失敗すると思います。
アイロンのりは強力ですが下地に張り付くのにタイムラグがあるんです。
上をなぞったら終わりじゃないのです。

手順では1mを10秒、ノロノロ運転推奨と書いておきました。

てかと
なんという孔明の罠・・・。
1.アイロンを仕様通りにまっすぐ操作する。
アイロンの先端をアイロンがけする方向にまっすぐ向けて襖を貼ること。

これをやるとアイロンがけしたラインがわかりにくいばかりか、
写真のように襖に皺が生じやすいです。

ビギナーが陥るミスでアイロンをかけたつもりでいるのですが、
実際はアイロンがかかっておらず一直線の縦皺ができています。

この失敗から、アイロンを斜め30~45度に傾けて広い面積をとり、
同時に空気をできるだけ外側へでるようにしよう、
という手順が生み出されました。

2.アイロンを横着してねじる行為。
端に到達したアイロンをねじってアイロンがけする行為。
まっすぐ上下に動かしてアイロンがけする際、
上下の端から左右に横着してアイロンがけするとしわが寄ります。

隅にいくほどしわが寄りやすく横着してはいけない、戒め。
今のところこのしわを直す方法が見つかっていません。
3.マスキングテープを貼るとき、ぎりぎりで貼る行為。
マスキングテープを縁ぎりぎりで貼る行為。
アイロンのりはとても強力です。

マスキングテープがふちを完全にガードできていないところがあると、
黒い縁の木枠に張り付いて剥がれなくなります。
こうなるとお手上げです。
この失敗から1/3くらいはみ出してマスキングテープを貼る発想が生まれました。
4.マスキングテープの上から襖紙にアイロンをかける。
マスキングテープの上から縁上までアイロンをかける。
熟練してきたころ起こったミスです。
テープがあるなら、上までかけても大丈夫じゃないか?
という興味も手伝って失敗しました。

黒い縁の上までアイロンをかけてしまったあと、
マスキングテープを剥がしたところ黒い艶塗装ごと
木枠が禿げました。

また、柄付きカット定規をあてて紙を切断する際に、
カッターですぱっと綺麗に切断できず、ぼろぼろになりました。
美しい仕上がりにならないというつまらないミスも発生。

遠くから見るだけではわかりませんが、痛恨の失敗です。
この失敗から、縁3~5cmはアイロンがけしないという
技が生まれました。

5.引手を外すのを忘れて襖紙をのり付けする。
襖紙の十字アイロンがけをする前に引手を外し忘れる。
本当にうっかりミスなのですが、引手を外すのを忘れて
上から襖紙を仮止めしてアイロンがけをしたものが一枚でました。
このシーンでは動揺したため写真を撮るのも忘れたほどです。
もはや、助ける方法は強引にのりを剥がして、
インテリアバールを差し込み引手を力任せに抜き取ることです。
そんな状態の引手は歪みたわんで使い物にならない一歩手前でした。

この失敗から手順にマスキングテープの4辺張りと、
引手取り外しの指差し確認が追加されます。

6.怪力が災いして引手が壊れる。
引手をバールで一度に起こして縁を変形させて壊してしまう。
引手は隙間なくはめ込まれているのでやりがちな失敗です。

本来は少しずつバールを釘のない左右から差し入れていくのですが、
最初は力加減がわからないため「ふん!」と思いっきりバールを
てこの原理で起こしがちで縁が曲がって壊れます。

高いものではないんです。
値段自体はホームセンターだと2個400円が相場のようですが、
できれば壊さずに使いたいです。
引手は無事でも細い引手釘は曲がるので新品を使ってください。

7.襖紙のカット後、力任せに引きちぎろうとする。
柄付きカット定規とカッターナイフの操作で、一度ではカッターの刃が
紙を切り裂いていないことがあります。

稀にあるんです。
たいていは一度で切り取れるんですけど。

その場合、襖の縁に断裂が起こって見た目が悪くなります。
鋭利な切り口ならばアイロンかけすると目立たないのですが、
引き裂かれるように破れると見た目が悪いんです。
慎重に柄付きカット定規をあてて切るように手順が追加されました。

まとめ

覚えている大きな失敗は、ざっとこのようなものです。
これだけ失敗する箇所があるというのも尋常ではないのですが。
ご覧のようにどこか手を抜けば失敗します。

障子よりも襖は難しい、という印象でした。

人の失敗を見てあざ笑うものは長じても2流どまり、
人の失敗を見て自分に活かすものは幸いです。

 

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