先日、襖や障子の張替のDIY記事をアップしたところ、
面白い反応がありました。
「家には襖がない」「障子がない」というのです。
日本人の家に和室、襖がなくなっているというのです。
本当なのか我が目を疑ったので実際に確認してきました!

ノーブルホームのモデルルーム見学に行くぞー!

今回お世話になったのは、ハウスメーカーのノーブルホーム。
世間様様が三連休なんて遊び惚けているなかで、
見学の予約をいれてもらえました。

最近の新築一戸建ては小さな洋風の砦みたいな外観で、
一様にサイコロみたいに見えるんですよね。
中はどうなっているんだろう。

見学の動機は3つ。

  1. 外観は立派だが中はどうなっているんだ?
  2. ブログ友達は襖がない、障子がない、というがそんな日本家屋があるのか?
  3. 最新の家の造りをみて勉強しよう!

こんなところです。

襖の貼り換えは結構大変だったので、
こうするといいよ、という記事を紹介したところ、
うちには襖ない件について、などというコメントをみて、
和室の間仕切りがない日本人の家があるはずないでしょ(笑)
・・・ないよね?

みたいな気持ちになりました。
真相を知らないと気持ちが悪かったので、
直接目視と触って確認することにしたんです。

展示場から本当の一戸建てに通される

ここで思っていたのと少し違った展開があったのです。
住宅展示場のモデルルームを見学するのではなくて、
本当に建売分譲地に案内されました(呆然)。

見学はする・・・するが・・・、
今回は家を買う気がなくてすみません。

これが和室・・・だと・・・?

サイコロハウスに案内されて中に通されると、
一階はぶちぬきでリビングとキッチンが広がる。
和室です、とかいって通されたスペースは4畳ほどの広さの茶室みたいなエリア。

壁紙も派手なもので障子や襖なんて姿も形もありはしない。
しっくいも京壁もなく、左官屋は絶滅しました・・・みたいな
お涙頂戴の空間が待っていた。(比喩表現)

おしゃれ内装だが・・・ええ?(困惑)

窓側にはおしゃれなブラインドがはめ込まれており、
普通の家みたいなレースカーテンじゃない。
リビングとの境も強化プラスチック製の大層立派な間仕切りがあるだけ。

しかも畳というか、1/2畳を9枚しきつめたもの。
柔剣道場に畳マットを敷いたような印象で違和感しかない。
俺が想像していた和室とはまったく違う。
カルチャーショック、衝撃がすごいです。

例えるならハリウッドのサムライ映画を見せられて、
セブンズサムラーイ!とか言われてるような。

てかと
普段使っていない脳細胞が刺激されて熱がでたみたい(笑)。

ちなみこれが我が家の和室。次は畳表を張り替えようと計画中。


完全にいまどきの和室もどきとは別ものである。
俺はそのとき理解しました。

新築の日本人の家に和室とよべるしろものはなかった

今後は寺社、料亭、城や古民家に維持されているものだけになるでしょう。

てかと
つまり、和室のある家はステータス。
(どや)

一階のコンセプトが違う!

50坪ほどの家にこめられた願いや執念のようなものを感じました。
一階は家族が集って共同で使うスペースで、終始一貫性がある。
回遊動線」とかいう設計思想でくみ上げられているんだったか。

てかと
すまない、小難しいワードは忘れる(笑)。

システムキッチンがうちとは雲泥万里の機能差。


一階は、家族が飯を食うための広大なフロアといって差し支えない。
間仕切りなんてものは一切ない。

これで強度を保っているのだから驚かされる。

外周に沿うように風呂場や脱衣所、洗面所、便所が隣接していました。
これが今風の一戸建て・・・。
システムキッチンも便利そうでした。

  1. 最新式の流し場は手をかざしただけで湯や水がでる。
  2. 水切りネットを設置する必要もない機能性に優れる水切り。
  3. システムキッチンに収められた莫大な数の収納扉。
  4. ビルトインの食洗器とガステーブルが標準装備。

ガステーブルはリンナイ製でうちのブログでも紹介したココットプレートがついてました。
無敵すぎだろ、この一戸建て。


キッチンテーブルの上に見えるリモコンは外のシャッターを開閉するもの。
うちは雨戸を手動で開閉するんですが、なにか?

キッチンの奥にはパントリー、フードストックスペースがあった。
あると便利なんだよなぁ。この棚。

てかと
「なにそれすごい!」
しかセリフがなかった(笑)。

浴室のヒートショック対策とかも万全

説明を受けたのですが、茨城県は全国でヒートショック事故が起きる件数で全国2位。
ちなみにワースト一位は栃木県。
北海道とか北国なんじゃないの?とか思ってたんですよ。
まさか地元とは・・・。

スタッフ
というわけで全館空調をいれましょう!
電気代は月一万ほど、初期投資は160万円。

 

てかと
なんというセールス魂。
巧みで自然な誘導だ!
100点。

平屋だと初期投資は半分ほどになるそうですね。
俺の家には無理なんだけどね。
窓とか壁とか断熱効果は微細だし。

バスタブの中に一段高くなった腰かけがあり、
年間50リットルも節約するとか。
頭いいやつはいるもんだよなぁ。
浴室の床は床断熱材が敷き詰めてある。

信じられないが・・・。
浴室に洗濯物を干すポールがあった。
換気扇をまわせば部屋干しができるわけだ。

てかと
この発想はなかったなぁ・・・。

断熱とか北国並の装備で窓は全部2枚組ですきまにガスがはいっている。
壁も泡状断熱材が入ってるそうです。
うちなんて窓は一枚ですよ。
断熱効果とかすっかすかでしょう。

2階は個人のスペース

たしかにすごい、すごいんだが・・・。

てかと
なんだこの家、プライバシー空間がないのか?(呆れ)
スタッフ
では二階をご案内します。

みたいなことを思っていたら口にでてしまった。
本当にすまない。
俺はデリカシーとか遠慮とか母親の腹の中においてきてしまったんだ。

寝室がすごいんだけど。

二階は打って変わって、子供部屋、寝室、書斎に便所とベランダに物干し場で構成。
さすがにドアで各部屋は仕切られていました。
主寝室はよくできていてカッコイイです。

この奥にクローゼットスペースがあり、そこで着替える仕様。
寝室の横にはセカンドリビングがありくつろげる。

このエリアに入ったらでられる気がしない(笑)。
アリジゴクのような印象でした。
引きこもり養成所みたいな完璧な空間である。

子供部屋は小さくしようぜ

案内スタッフが2階の子供部屋を紹介してくれた際に、
興味深いことを言っていました。
俺が「なんかすっごい狭いな」とぼそっと言ってしまったので(笑)。

スタッフ
子供は大きくなったら家をでます。
物置になるのでできるだけ小さく要望するお客様もおられます。
てかと
それで5畳より狭いうさぎ小屋なのか・・・。
もしあなたの子供時代に部屋がせまく小さいと感じたら、
それは正しい反応のようだ。仕組まれていたのである。

この空間に耐えられるならば人間どこでも暮らせる。
大丈夫だ!たぶん!きっと!

ベランダから干場へ。

2階のベランダには洗濯ものを干す干場があり、面白い仕掛けを拝見しました。
雨天時、とりこんだ洗濯物がベランダわきで部屋干しできる機構です。
「ほしひめ」なる仕掛けで蛇腹状のアームが一本、天井から降りてきます。
耐荷重量はなんと20kg

てかと
なにこれほしい!
何kgまで耐えるの?
スタッフ
20kgまで耐えます。
ただし子供がぶら下がったら折れますね。(汗)
子供がいる家庭だと子供がふざけてアームを粉砕する可能性は高い。
懸垂でもされたら一発アウト。
俺は自分が子供だったら絶対ぶら下がると信じて疑いませんでした。
世の中ままならぬものだと思います。

まとめ

学ぶところの大きいモデルルーム見学でした。
ノーブルホームとスタッフに感謝を。
「回遊動線」という設計思想は大いに参考になりました。
我が家でもデッドスペースはあるんです。
この機会に家全体を俺の部屋のように使う着想にとりかかりたいです。
ただし、あの和室はねぇなぁ、と思いました。まる。

コメント一覧
  1. マーチン より:

    ねっ! なかったでしょ。 畳は琉球畳と云うものです、
    1Fは大体LDKのみが多いのです。 マンションを意識しています。プラスで大体和室もどき。でもねクローゼットとか収納スペースが少ないのよ。

    浴室乾燥は当たり前になりました。 TVも多いですよ。大体の建売は4LDKで
    2F3部屋が、多いんです。 1FはLDKプラス和室がメイン。

    物干しもホスクリーンていうものが多く使われます。
    50坪の家なんて デカいですよ。都会では20坪程度の家が多いのです。
    想像してみて下さい・・。

    てかとさんの家を今作ったら坪価格で100万以上はかかります。
    大体の建売は坪40万位で作られているんです。
    ハウスメーカーの高い家でも80万位 50坪だと建売で2000万プラス土地代
    ハウスメーカーで4000万 てかと様邸5000万~です。どうよステータスの家に住んでるんですよー。 因みにマンションはもっと安いんです。
    見栄えは マンションかっこいい 戸建まぁまぁかっこいいですがね・・・。断熱に関しては
    今の住宅は本当に優れています、床に壁に天井に断熱材を 窓も小さくして数を増やすのよ。
    窓が小さいと暗くなるので部屋として認められないの。(法律で何ルクス以上と決まってる)
    私一応プロなので!!

    • てかと より:

      本当になかったわ・・・。
      ハウスメーカーには悪いがあれは和室じゃないわ。
      一階部分の作りはビルのぶち抜きみたいな印象でしたが、あれはマンションイメージなのですね。
      いわれてみると、はっとします。
      なんてことだ・・・。
      俺は壮絶に無駄な空間の使い方してたのか(笑)。
      面白い発想が山盛りでしてね。
      うちの家を一個の空間みたいにして考えると、
      いろんな使い方がある、そういうのを学んで帰ってきました。
      あと窓は本当に小さいですね。
      ただ窓の開き方がキモいくらい凝っていて、風の取り入れ方法に
      こだわりがありました。ギミック入りの2枚重ね一枚一万円だ、とか言ってました。
      いまどきの家はよくできているな、と思う反面、これはなんか違うからな!
      と言いたいところも多いですね。

  2. てかとさん こんばんは~♪

    参考になりました。
    とてもよくまとまったレポートです。
    大家族を前提にしていない家と言うことなのでしょうね。
    核家族製造家屋と言うか・・・まあ、合理的なのでしょう。
    うちなんぞ、両親が亡くなって、子供もいないから、空き部屋だらけになっちゃっていますからw
    ただ、「あの和室はねぇなぁ」ってのは、全く同感です。

    • てかと より:

      か、核家族製造家屋・・・。
      もうこのひとことにすべてまとまってるなぁ。
      老後を見据えた家なら寝室も台所も一階にすべきだとは思うんですけどね。
      少なくとも子供が成長して社会に出た時この家だと寝る部屋ないですね。

  3. pil より:

    これが今どきのお家なんですね。
    狭い子供部屋、理由を聞いて納得。
    造り付けのクローゼットがあったりしたら
    後は、ベッドと机が置ければいいんですよね。
    最後に出てきた「ほしひめ」、これ私も欲しいです!

    • てかと より:

      この家のコンセプトは家族の時間は20年ほど、一人前に育てた子供を追い出してフィニッシュ、みたいな夫婦の終の棲家を目指したものだと思われます。
      なっとくのスペース、配置ではないか、と。
      「ほしひめ」は壁のスイッチで駆動するため見た目も面白いんですね。

コメントを残す

関連キーワード
コラムの関連記事

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事